
7/23(金・祝)Bunkamura ル・シネマほか 全国順次ロードショー

全国共通特別鑑賞券1,000円(税込)劇場窓口で販売中!
(当日一般1,300円の処)
劇場窓口でお求めの方に特製ポストカードプレゼント
News
- 2021.8.17
- 8/19(木) ココ・シャネルの誕生日記念 来場者様プレゼント企画 決定!
その死に至るまで、
世紀の女ココ・シャネル
21世紀をも照射する、
その大いなる光、そして影・・・
自由で自立した女性を先導し 鼓舞し続けた-
ウィンストン・チャーチルと
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ロミー・シュナイダーとアラン・ドロン
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アトリエにて
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フランソワーズ・サガン
皆殺しの天使
2021年はココ・シャネル没後50年、そして世界で最も売れた香水「No.5」誕生100年にあたる。まさに世紀を生き抜いた最強ブランドCHANEL。
第一次世界大戦後、「皆殺しの天使」と称されるほど19世紀的な価値観を葬り去り女性を因習から解放して、女性として史上初の世界的実業家となったシャネル。
ピカソ、ストラヴィンスキー、ディアギレフ、コクトーなどの芸術家、チャーチルやウィンザー公などの政治家や王侯貴族との交流、めくるめく幾多の恋を通じて得たインスピレーションと人脈を駆使し、第二次世界大戦前すでに一大モード帝国を築き上げた。
長き沈黙と劇的な復活
ところが、ナチスドイツによるパリの占領が解けた1944年、彼女は突如としてパリを脱出しスイスへ向かう。以後、齢70歳にして劇的な復活を遂げる1957年まで、10年あまりもの長きにわたり沈黙する。なぜ?
シャネル自身により、また評伝や映画などで虚実ないまぜのさまざまな物語が語られてきたが、それらのほとんどは、沈黙の謎が確証を持って暴かれた2011年以前のものだ。本作は、実証を踏まえた上で、毀誉褒貶の激しい多面的で孤独な、しかしなんとも魅力的でスケールの大きいシャネルの生涯と実像に迫った最新ドキュメンタリー。
目くるめく時代の肖像たち
ココ・シャネル本人、ジャン・コクトーやフランソワーズ・サガン、シャネルの評伝を書いたエドモンド・シャルル=ルー、ポール・モラン、マルセル・へードリッヒ、そしてシャネルの下で働いた職人などの証言、若いころのシャネルを知る女優ガブリエル・ドルヴァ、シャネルスーツ姿のロミー・シュナイダーやジャクリーン・ケネディ、そしてサルバドール・ダリ、アラン・ドロン、ウィンザー公や晩年親しくしたダンサーのジャック・シャゾ…多数の関係者とともに19世紀末から2度の大戦をはさんで1970年に至る、パリやリゾート地の風俗やニュース映像も駆使。ナレーションはランベール・ウィルソン。
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ウエストミンスター公爵と
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ジャン・コクトー
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ジャクリーン・ケネディ
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サルバドール・ダリ
監督 ジャン・ロリターノJean Lauritano
1950年代から2010年代までのイタリア・ファッション界を描いた1本目、戦後から1960年代までのパリのオートクチュールをテーマにした2本目に続く、3本目のドキュメンタリー監督作が本作。4本目となる最新作はチャールズ・ブロンソンに関するドキュメンタリー。
- 「Charles Bronson, Hollywood’s Lone Wolf(未)」(2020)
- 「ココ・シャネル 時代と闘った女」(2019)
- 「Paris Couture1945-1968(未)」(2016)
- 「Made in Italy 1951-2014(未)」(2015)
シャネルの言葉CHANEL

12歳で知った
人は何度でも死ねる
私はいつか火を噴く活火山
本当に愛してるか?と聞かれて
私が完全に自立した時に答えると言った
私は自立したい
それ以外はどうでもいい
私にとってお金とは自由に他ならない
足し算は十本の指でできるわ
コピーは成功の証よ
模倣のない成功なんてありえない
全デザイナーと闘った
短いドレスのことで
下品だと思うから
人生はとても退屈
本当のことを言うと退屈だけが怖い
ドレスに興味を失うのが不安
それは別の次元に移ること
生きる時間がなくて幸福かさえわからない
メゾンだけは手放さない
唯一の私のもの
他の誰も関わっていない幸せだった唯一の場所

劇場Theater
都道府県 | 劇場名 | 公開日 |
---|---|---|
北海道・東北 | ||
北海道 | シアターキノ | 上映終了 |
北海道 | シネマ・トーラス | 上映終了 |
北海道 | シネマアイリス | 上映終了 |
北海道 | シネマ太陽帯広 | 上映終了 |
青森 | シネマディクト | 上映終了 |
青森 | フォーラム八戸 | 上映終了 |
岩手 | 盛岡ルミエール | 上映終了 |
岩手 | 一関シネプラザ | 上映終了 |
宮城 | フォーラム仙台 | 上映終了 |
山形 | フォーラム山形 | 上映終了 |
福島 | フォーラム福島 | 上映終了 |
福島 | まちポレいわき | 上映終了 |
関東 | ||
東京 | Bunkamura ル・シネマ | 上映終了 |
東京 | アップリンク吉祥寺 | 上映終了 |
東京 | キネカ大森 | 上映終了 |
東京 | Morc阿佐ヶ谷 | 上映終了 |
東京 | 下高井戸シネマ | 上映終了 |
神奈川 | 横浜シネマリン | 上映終了 |
神奈川 | あつぎのえいがかんKiKi | 上映終了 |
神奈川 | 川崎市アートセンター アルテリオ映像館 | 上映終了 |
神奈川 | CINEMA AMIGO | 上映終了 |
神奈川 | シネコヤ | 上映終了 |
神奈川 | 港南台シネサロン | 上映終了 |
千葉 | シネマイクスピアリ | 上映終了 |
千葉 | キネマ旬報シアター | 上映終了 |
埼玉 | 深谷シネマ | 上映終了 |
埼玉 | 新所沢レッツシネパーク | 上映終了 |
茨城 | あまや座 | 上映終了 |
栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 上映終了 |
栃木 | 小山シネマロブレ | 上映終了 |
群馬 | シネマテークたかさき | 上映終了 |
中部 | ||
新潟 | シネ・ウインド | 上映終了 |
新潟 | J-MAX THEATER 上越 | 上映終了 |
長野 | 長野相生座/長野ロキシ― | 上映終了 |
長野 | 上田映劇 | 上映終了 |
長野 | 塩尻東座 | 上映終了 |
富山 | J-MAX THEATER とやま | 上映終了 |
富山 | ダフレンズ | 上映終了 |
石川 | シネモンド | 上映終了 |
福井 | 福井メトロ劇場 | 上映終了 |
愛知 | センチュリーシネマ | 上映終了 |
愛知 | 刈谷日劇 | 上映終了 |
岐阜 | CINEX | 上映終了 |
静岡 | 静岡シネ・ギャラリー | 上映終了 |
静岡 | CINEMA e_ra | 上映終了 |
静岡 | ジョイランドシネマみしま | 上映終了 |
近畿 | ||
大阪 | テアトル梅田 | 上映終了 |
大阪 | イオンシネマシアタス心斎橋 | 上映終了 |
大阪 | シネ・ヌーヴォ | 上映終了 |
京都 | 京都シネマ | 上映終了 |
京都 | Cine Grulla | 上映終了 |
京都 | アップリンク京都 | 上映終了 |
兵庫 | シネ・リーブル神戸 | 上映終了 |
兵庫 | シネ・ピピア | 上映終了 |
兵庫 | 塚口サンサン劇場 | 上映終了 |
兵庫 | 豊岡劇場 | 上映終了 |
兵庫 | ヱビスシネマ | 上映終了 |
滋賀 | 大津アレックスシネマ | 上映終了 |
中国・四国 | ||
岡山 | シネマクレール丸の内 | 上映終了 |
広島 | 八丁座 | 上映終了 |
広島 | 八丁座(アンコール上映) | 上映終了 |
広島 | 福山駅前シネマモード | 上映終了 |
広島 | シネマ尾道 | 上映終了 |
広島 | 呉ポポロシアター | 上映終了 |
山口 | 山口情報芸術センター | 上映終了 |
山口 | 萩ツインシネマ | 上映終了 |
山口 | シネマサンシャイン下関 | 上映終了 |
香川 | ソレイユ2 | 上映終了 |
徳島 | シネマサンシャイン北島 | 上映終了 |
愛媛 | シネマルナティック | 上映終了 |
愛媛 | シネマサンシャイン重信 | 上映終了 |
九州・沖縄 | ||
福岡 | KBCシネマ | 上映終了 |
福岡 | KBCシネマ(追加上映) | 上映終了 |
福岡 | 小倉昭和館 | 4/23(土)~ |
大分 | シネマ5 | 上映終了 |
大分 | 日田シネマテーク・リベルテ | 3/14(月)〜 |
大分 | 別府ブルーバード劇場 | 上映終了 |
佐賀 | シアターシエマ | 上映終了 |
佐賀 | THEATER ENYA | 上映終了 |
長崎 | 長崎セントラル劇場 | 上映終了 |
熊本 | Denkikan | 上映終了 |
熊本 | 本渡第一映劇 | 2/12(土)~ |
宮崎 | 宮崎キネマ館 | 上映終了 |
宮崎 | 延岡シネマ | 上映終了 |
鹿児島 | ガーデンズシネマ | 上映終了 |
鹿児島 | シネマサンシャイン姶良 | 上映終了 |
沖縄 | シネマパレット | 上映終了 |
沖縄 | シネマプラザハウス | 上映終了 |
コメントCOMMENTS
秦早穂子(映画評論家、随筆家)
確にシャネルは嘘もついた。しかし、心の底に抱き続けた怒りこそ、誰にも分からぬ真実であり、墓場の底へとシャネルは持って行ったのだ。
鹿島茂(作家、フランス文学者)
「自分以外のすべてが大嫌い。だから、そのすべてを変えてやる」この意味で、シャネルこそは、ありうべからざる「挫折しなかった革命家」にほかならない。
深井晃子(服飾史研究家)
語られるのは、ココ・シャネルという20世紀最大のデザイナーにして、充分にスキャンダラスな女性。だがこの物語は、女性が一人で20世紀をどう生きたか、古い社会とどう闘ったかという現実の女性史だ。彼女のスキャンダルは、生きるための必然だった。
北村道子(スタイリスト、衣裳デザイナー)
自由は既存の概念を壊すもののみが得られる。その自由こそが彼女の観えていた未来であり、彼女の現在だったのではないであろうか。
村上香住子(翻訳家、エッセイスト)
彼女を取り巻く闇が深まれば深まるほど、ココ・シャネルの光の部分は一段と際立ってくるし、硬派の新聞「ル・モンド」も絶賛するように、本作は、フェミニズムが注目されている現代、因習と闘い、時代を駆け抜けた女性の生き方として貴重な史実になっている。
道下匡子(作家、翻訳家)
1921年誕生の香水“CHANEL N⁰5”、さらに1960年代はじめに誕生したスーツの原型ともいうべき“COCO”(いわゆる“シャネル・スーツ”)。「シャネル女王国」のこのふたつのアイコンは、地球上に女がいるかぎり、これからも永遠に生き続けるだろう。創造者として、これにまさる喜びなどあるだろうか。
中野香織(服飾史家)
立ち上るシャネル像は、美化を拒絶しながら、多面的な深みで私たちを魅了する。「単純な花の香りではなく、複雑な女の香りがほしい」という要望に応えて生まれた「N⁰5」生誕100年の年に、この香水に似たシャネル像に迫る映画が公開されることを祝いたい。
山口路子(作家)
最晩年のインタビューで彼女がふと「見せてしまった」表情に私は胸がしめつけられ涙を誘われました。女性が変わってしまってどうすべきかわからない。ふともらしてしまったのであろう言葉とよるべないまなざしに、闘い続けたシャネルの影の部分、親しい人以外には見せなかった弱さや優しさがあったからです。
髙野てるみ(映画プロデユーサー、シネマ・エッセイスト)
このドキュメンタリー作品は、彼女の栄光だけではなく、影の部分もえぐりだした。あまりに知られつくしたココ・シャネルの人生だから、イジられてこそ本物!どのように描かれようとも、彼女の生き方は唯一無二で面白い。観ないで済まされはしないのだ。
芳野まい(フランス文学研究者)
33歳ではじめて経済的に自立する、ある意味遅咲きの人生も、今ますます、女性だけでなくたくさんの人にインスピレーションを与えてくれそうです。